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1949年に創業し、大阪市に本社を置く株式会社ササクラは、「水を造り、熱を活かし、音を究め、よりよい環境をつくる」を理念に掲げる技術開発型企業とのことです。同社の事業は、船舶用造水装置を源流として、海水淡水化や蒸発濃縮を担う「水」、熱交換や空調の「熱」、騒音防止の「音」という3つの環境領域でグローバルに展開されています。
中でも、地球環境の回復貢献に直結するソリューションとして注目されるのが「MVR(Mechanical Vapor Recompression - 自己蒸気機械圧縮)型蒸発濃縮装置」です。この装置は、元来中東などで「人が生きるための水」を造る海水淡水化プラントの高度な蒸発技術を、産業廃液処理に応用する形で開発されたそうです。現在では工場排水の減容化や無排水化(ZLD)、さらに有価物や溶剤の回収といった、資源循環の要として幅広い産業分野で活用されているそうです。
同装置の最大の特徴は、その卓越した熱制御による圧倒的な省エネ性能にあるそうです。運用プロセスにおいて、蒸発した蒸気を自社開発の圧縮機で機械的に昇圧・昇温させ、再び加熱源として100%再利用する「自己熱再生技術」が確立されているそうです。定常運転時には外部からの加熱用蒸気や冷却水をほとんど必要としないため、従来の蒸気式装置と比較してCO2排出量を約90%抑制できるとされています。エネルギー消費効率を示す成績係数(COP)において世界トップレベルの最大40.5を実現している点は、技術評価者にとっても極めて高いインパクトを持つとのことです。
核心部である圧縮機を自社で最適設 計・製造できる国内唯一のメーカーである強みを活かし、海外の競合企業に対しても、性能の最適化ときめ細かな保守体制の両面で強力な差別化を図っているようです。独自の熱循環技術をもって、地球温暖化という熱の課題にも対応しつつ、持続可能な未来へ貢献する同社の益々の活躍が期待されます。(AS)
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「CO2排出量最大90%超カット! 環境負荷低減に役立つMVR型蒸発濃縮装置」 株式会社ササクラ(EHS2022_ヒートポンプ)