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****2021年に創業し、米国カリフォルニア州パサデナに本社を置くCaptura Corp.(以下、同社)は、海洋の自然な炭素循環を活用して気候変動の解決を目指す気候テクノロジー企業です。同社の核心は、カリフォルニア工科大学での厳格な研究から生まれた独自のバイポーラ膜電気透析(BPM)技術にあるとのこと。

このBPM技術は、電気を用いて水分子を酸とアルカリに分離するプロセスであり、添加物を使わずに海水のpHを制御することを可能にするとのことです。具体的には、海水に酸を加えることで、溶け込んでいる無機炭素を気体のCO2へと変化させて抽出する仕組みのようです。このプロセスには基本的に再生可能電力が使用されるとのことで、長期的には洋上再エネ電源で自律稼働する沖合プラットフォームを構想する一方、短期的には設置場所に応じて既存電力網も活用しつつ、余剰電力等に合わせて稼働を調整できる柔軟な設計とされています。抽出後はアルカリを用いて海水を元のpHに戻して放流するため、生態系への影響を最小限に抑えた「ネイチャー・ファースト」な設計がなされているとのことです。

回収された高純度なCO2は、地中への永久貯留だけでなく、グリーン水素と組み合わせることで持続可能な航空燃料(eSAF)の原料として活用されるそうです。また、核心であるBPM技術は、淡水化事業や水処理等々における効率的なイオン分離・管理プロセスにも直接応用されているとのことです。同社は技術ライセンスの供与、高品質な炭素除去クレジットの販売、産業用スタックの提供を通じた多角的なビジネスモデルを展開しており、将来的に10億トン規模の除去を目指すその先見性は、次世代のグリーンテクノロジーとして国際的に極めて高い評価を得ているとのことで、今後の活躍が期待されます。(AS)

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