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2020年に設立され、米国カリフォルニア州に拠点を置くHeirloom Carbon Technologies, Inc.は、安価で豊富な石灰石の力を活用して大気中の二酸化炭素(CO2)を永続的に除去し、大気のバランスを修復することを目指す環境サービス企業とされます。
同社の独自性は、自然界で数年かかる石灰石のミネラル化プロセスをわずか3日以内に短縮した点にあるようです。再生可能エネルギーによる窯で石灰石を加熱してCO2を分離し、残った酸化カルシウムを水和させて「喉が渇いた」スポンジのような性質を持たせ、これをトレイに広げて大気から効率的にCO2を再吸収させる循環型技術が特徴であるとのこと。
「根源的な誠実さ」を掲げる同社は、回収したCO2を地下貯留やコンクリートへの埋め込みにより1,000年以上隔離することを追求しており、これが不透明なクレジット市場における新たな信頼の軸となっているとのことです。しかし、この壮大な社会実装に向けては、現在の技術革新をギガトン級の物理的インフラとして大規模に展開する実行力が問われるほか、モジュール化された施設の大量生産を通じて回収単価を市場競争力のあるレベルまで引き下げ続ける実証も重要です。加えて、不透明なクレジット取引への懸念を払拭し、国境を越えて通用する厳格な検証基準を国際的な市場ルールとして定着させることも不可欠な課題と見なされています。
これらの課題を一つずつ克服し、同社が2035年の10億トンという野心的な目標を凌駕し、さらに地球環境の再生に向けて世界をリードする優れた一社となることを期待しています。(AS)
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大気中のCO2直接回収事業を推進する米Heirloom社への出資参画 | 2024年 | トピックス | 三井物産株式会社
米国DAC事業会社Heirloom Carbon Technologies, Inc社への出資参画について
Heirloom Carbon Technologies, Inc.への出資について-石灰石を用いたCO2直接回収に取り組む米国スタートアップ企業への出資- | 株式会社日本政策投資銀行
Japan's exhaust filter expertise attracts carbon-capture attention