<aside> 💡 細胞の謎を解き未来を育むプラットフォームを構築する  細胞の力を最大限に活用し、私たちの生活を豊かにする世界を想像してみてください。これが、単なる細胞解析装置の開発にとどまらず、細胞解析分野におけるプラットフォームを構築する企業、株式会社CYBO のビジョンです。

古くから人類は、食料、医療、エネルギー、環境といったさまざまな分野で細胞の力を活用してきました。2018年に東京で設立されたCYBO(以下、「同社」)は、AI技術を活用することで、細胞をより賢く利用し、世界をより良くすることを目指しています。

同社のコア技術は細胞計測にあり、これにより細胞をより深く理解し、迅速に識別することが可能になります。AI、画像処理ソフトウェア、高速イメージングハードウェアを組み合わせることで、細胞解析を進化させています。最終的には、疾患の診断・治療、創薬、食品生産などに応用できる独自のグローバルプラットフォームの構築を目指しています。

同社は、AIと高速イメージング技術を活用し、子宮頸がん検診の精度向上に取り組んでいます。さらに、高速イメージングとAIを活用して血液中の微小な血小板凝集塊を解析する技術を開発しており、脳梗塞や心筋梗塞といった疾患の迅速な評価に役立つことが期待されています。また、同社が開発した「インテリジェント画像活性化セルソーター『ENMA』」は、個々の細胞を高速撮影し、ディープラーニング解析の結果に基づいて選別します。この選別された有用な細胞は、医療や産業の幅広い分野での活用が期待されています。

生命の源である細胞の謎を技術と革新で解き明かし、未来を育むプラットフォームを構築する──同社はこの挑戦を続けています。 CYBO社のさらなる成長と成功を心より願っています。(AS)

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細胞という未知を、価値に。|株式会社CYBO

第215回 株式会社CYBO|輝く企業の現場から|東京都中小企業振興公社

30年間がん診断を行ってきた医師が見込んだ。 「がん細胞の見落とし」をなくす3D細胞解析AIとハードウェアを開発するCYBO - xTECH

AIで細胞解析を革新。あらゆる産業への応用展開を狙うCYBO (1/2)

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