<aside> 💡 単なる補聴器ではない・・・ 株式会社CCHサウンド(本社:京都、2019年設立、以下「同社」)は、2004年に細井裕司教授によって発見された第三の聴覚経路である軟骨伝導のリーディングカンパニーです。この技術は、気導および骨伝導とは異なり、ビジネス、スポーツ、レジャー、医療、介護など、幅広い分野に応用が可能です。軟骨伝導は、骨伝導とは異なり、頭蓋骨の振動を必要としません。 同社は、この軟骨伝導技術を利用したイヤホン、ヘッドホン、補聴器などのデバイスを開発しています.。同社の製品は、日本国内の230以上の団体やその関連オフィスで導入・利用されています。 日本オーディオ協会のJASジャーナル夏号の記事の一部を借用しますが、「『軟骨伝導は頭蓋骨の振動は不要で、骨伝導とは全く異なるメカニズムによる聞こえであること』、『骨伝導の長所をすべて持っており、かつ、すべての点で骨伝導より優れていること』です。今後の製品開発には骨伝導ではなく軟骨伝導が選択されることが予期されます。音響機器により大きな影響を与えることは、気導イヤホンでは実現できないことが軟骨伝導で実現できることです。音響の世界に新しいカテゴリーを拓きます。」とあります。
同社のサイトを見ながら、その製品が、難聴を抱え補聴器を必要とする高齢者にとって間違いなく必要となるであるだけではなく、上述の通り幅広い分野において利用される可能性が極めて高いとの印象を受けました。その音質は、従来の補聴器デバイスよりもはるかに優れているようです。補聴分野における新た技術ですね。同社のビジネスの成功を心から願っています。(AS)
ホームに戻る
</aside>
500年ぶりの発見、第3の聴覚「軟骨伝導」が拓く新しい音の世界 - JASジャーナル2024年夏号