<aside> 💡 在来作物の種を全国に流通させることで多様な種を守る  鶴頸種苗流通プロモーション(2018年創業、本社:東京、以下同社)、その代表者小林宙氏は、筆者がこの文章を書いている2024年9月現在、現役の大学生、つまり同社は、彼が中学生の最後の時期に起業した会社です。  日本の伝統野菜の種作りが徐々に失われつつある現代の状況に危惧感を抱き、日本の各地域独特の伝統的な野菜の種をその地域だけに留めおかずに全国に流通させることが出来れば、自ずと広域でその種が保存、利用されることになり未来につないでいくことが出来ると気づき起業したとのことです。とても地味な活動ですが、素晴らしい着想です。  筆者は、小林氏にお会いしたことはありませんが、様々なメディアのインタビュー記事や彼が著した書籍「タネの未来: 僕が15歳でタネの会社を起業したわけ」(2019年9月、家の光協会出版)から、「伝統野菜を未来に繋げていく」という彼の高い志がひしひしと伝わってきます。  多様な伝統野菜の種を失わずに未来へ繋げていくこと、それは言うに易く行うに難く、当面は損得抜きで継続して行かなければならないことかもしれません。しかし、いずれは、ある程度の利益を出し同士を増やし同社の活動の未来への継続性が確実にされるのだと思います。小林氏の益々のご活躍と未来へ向けた発展的継続を心より祈っております。(AS)

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鶴頸種苗流通プロモーション

<つながる広がる 地域の食 身近に、種>(下)伝統野菜の魅力 種は技術の結晶、未来に伝える:東京新聞 TOKYO Web

意外にも遠い過去が今を作っている。鶴頸種苗流通プロモーション代表、小林宙が架ける橋

16歳男子高校生が「種」を売る何とも壮大な理由