<aside> 💡  株式会社町おこしエネルギー(本拠地:兵庫県、2017年創業)のウェブサイトを開くと、「町おこしエネルギーの大義」として「日本の将来の食料自給率UP!、純国産再生可能エネルギーでエネルギー自給率UP!」という文字が飛び込んできます。  2023年10月16日付東京新聞に掲載されている、同社創業者沼田昭二氏のインタビュー記事を読んで伝わってくることは、食料やエネルギー自給率が深刻且つ絶望的に低い我が国の現状が少なからず変わるかもしれないということ、期待が膨らみます。  沼田氏の計画は、地熱発電所を毎年一ヶ所づつ開設することで、既に熊本県小国町に建設中の地熱発電所は2024年3月に稼働開始予定、北海道や熊本県三ヶ所で掘削中だとのこと。同社の特徴は、地熱発電所設置と並行して設置地域に相応しい事業を起こすことにあるようです。例えば、発電の過程で生じる熱水利用によるエビの養殖、農業法人の設立など町おこし事業をセットにすることで、地熱発電所建設実現の難易度を下げるといったところにあるようです。同社ウェブサイトには、地熱発電事業と併記される形で、養殖事業、馬牧事業、地熱栽培事業、観光事業、地熱エコタウン、などが並びます。  僅か20年ほどの間に全国に1000店舗を超える(2023年時点)業務スーパーを展開してきた(株)神戸物産の創業者沼田氏が、その事業から離れて文字通り町おこしとエネルギー自給率の向上を果たし、日本の構造が変わる日も遠くないかもしれません。(AS)

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株式会社町おこしエネルギー | 地域活性への架け橋を担っていきたい

業務スーパー創業者が描く日本の地熱発電の未来-スピード感が鍵

業務スーパー創業者が「地熱発電」に挑戦 世界3位の眠れる資源活用「やりとげる」